半年ほど前のことだが、海外にお住まいのクリスチャンの女性より葬儀司式の依頼が入った。ご両親は日本で暮らしておられたが、お母様が病床で信仰を告白されて召されたとのことだった。
故人も連絡をくださった娘様も信仰を持っておられたので、一般的な流れでキリスト教葬儀の司式をさせていただいた。ところが、そのご家族は、長年仏教文化を受け継ぎ、ご自宅には立派な仏壇が備えてあることが分かった。
喪主である未信者のお父様は、遺骨を持ち帰り、仏壇の前ではなく、仏壇の隣に安置したが、故人となってしまった奥様との新しい関係を築けない不安を抱いておられた。
仏教では、葬儀の後、7日目ごとに「法事」の習慣があり、49日目には親族が集まる大切な時になる。ほとんどの仏教宗派には「追善供養」という目的があるため、故人のために招かれる僧侶の読経にも心を合わせる気持ちになる。
しかしながら、キリスト教には頻繁な「法事」の習慣も「追善供養」の目的もない。未信者のお父様が、奥様の遺骨を前にして、心を向ける先が見いだせず、戸惑うのも当然だろう。
信仰を持っておられる娘様は海外にお住まいということもあり、寄り添う人材が必要と判断した私たちは、早速、適任者を選んでお父様を定期的に訪問するようにさせていただいた。
お父様の心が、奥様を天国に導いてくださった神様に向かうには時間がかかるかもしれない。しかし、仏壇の隣に置かれた奥様の遺骨を前にして、心を天に向ける時を共に持たせていただいている。
良い時間を重ねるごとに、故人にだけ向けられていた思いが、故人を愛して天国に導いてくださった神様に向けられてきている。神様の大きな愛がやがてお父様の心をとらえる時が来るだろう。天国で奥様と再会する希望を持っていただきたいものである。
引用:クリスチャントゥデイ -日本人に寄り添う福音宣教の扉(34)遺族の心に寄り添う(2017年12月1日)
クリスマスの時期になると、教会はさまざまな子ども向けのイベントで忙しくなる。若い頃から幼児、児童伝道の奉仕を続けてきた私には、子どもたちと交わった懐かしい思い出がたくさんある。子どもたちの純粋な信仰は、いつも私の信仰生活の模範になってきた。
もう30年ほど前になるが、3歳になる娘を入園させる良い保育所を熱心に探したが、思い余って自宅を無認可保育所にしてしまったことがあった。小さな一軒家であったが、子どもたちに良い環境を備えたい一心であった。私は忙しい会社勤めがあったので、普段は保母さんと私の妻が子どもたちを保育し、週に1度だけ、私が会社のフレックス制度を利用して、礼拝の時間を導いていた。
あまり例のない3歳児の1年だけの小規模保育園で、良い保育環境を目指したこともあり、数年後には12人の定員がいっぱいになり、入園をお断りしなければならないこともあった。残念ながら、家庭の事情で10年間だけの働きで終わったが、多くの未信者家庭の子どもたちが信仰を得て卒園していったことは感謝なことだった。
幼子が普段の生活の場でいとも簡単に信仰を持ち、神様の恵みを体験していくさまに、いつも感動を覚えていた。信仰を持つことは特殊なことではなく、人にとって自然なことであることを、この期間を通して教えてもらったように思う。
忙しい会社生活、子育て、教会生活の時が過ぎ去り、60歳を過ぎた昨年、結婚した娘が出産し、私にも待望の初孫が与えられた。すぐ近くに住んでいることもあり、毎日顔を合わせている。この初孫がどのように成長し、信仰を育んでいくのか実に楽しみなところである。
幸いにも、この1歳になった孫と2人だけで過ごす時が毎日与えられているので、賛美歌を歌ったり、絵本を読んだり、祈ったり、いろいろなことを試している。かつて保育園で経験したように、普段の生活の中で自然に信仰を得てほしいと願う毎日である。手を合わせて祈りの姿勢をまねたり、また「アーアン」(アーメン)と言ってみたりする様子はとても愛らしいが、ある時、孫がそばにいることをあまり意識せずに、声に出して祈っていると、じっと私の顔を見ているのに気が付いた。
幼子にとっては理解できない私の祈りの言葉ではあるが、心を神様に向けて祈る私の様子をじっと見つめているのである。いったい何を感じているのだろうと思っていたら、先日同じような孫の表情を、別の機会に見つけた。それは、孫の相手をしているときに携帯電話が鳴った直後だった。私が電話機を持って話している間、私が祈っているときと同じ表情をして私をじっと見ているのである。
目には見えないが、誰かと大切な話をしていることを、この幼子は理解しているようである。電話の相手を知る必要はないが、私が祈りを向ける神様に心を向けているとしたらうれしいことだ。
祈りは、人に見せるものではない。しかし、寄り添ってくれる人が、心からそばで祈るなら、祈りを向ける先におられる神様に、いつか共に触れることになるに違いない。良い関係を持ちながら、心を注ぎ出して祈るなら、いつか祈りを合わせてくれるだろう。
現在、私は高齢者に寄り添うことが多くなったが、幼子と高齢者は、弱さを身にまとっているという共通点がある。彼らは自分で教会に来ることも、聖書を読むことも難しい。しかし、彼らの弱さに寄り添って、心を注ぎだして祈るとき、聖書の言葉は祈りの言葉となって、彼らの心の深みに伝わっていくのだろう。
私たちは、幼子や高齢者、その他、弱さを抱える多くの人々のもとに遣わされ、彼らとともに天の神様に祈る時を持たせていただきたいものである。神様は天来の祝福を、私たちが寄り添う一人一人にも、豊かに注いでくださるに違いない。彼らとともに、天の栄光を拝するものとさせていただこうと思う。
「わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである」(Ⅱコリント12章9節)
引用:クリスチャントゥデイ -日本人に寄り添う福音宣教の扉(35)幼子と共に祈る(2017年12月14日)
㈱創生 ライフワークス社の終活ツアーのゲストスピーカーとして6/3福岡、7/1名古屋、7/8神戸において、当社の広田(代表)が「葬儀から日本宣教」のプレゼンを行いました。(写真は7/8神戸バイブルハウスにて)
参加してくださった方とは、よいお交わりができました。
ありがとうございました。
お葬式の前後は誰もが慰めを必要としているときです。多死社会となった日本において、祝福を携えて弱さに寄り添う働きが求められています。
今後とも、皆様の温かい応援とご協力をよろしくお願いします。
街中がクリスマス一色になってますね。
クリスマスソングに、クリスマスツリー、プレゼントを選んだりと華やかに心も弾む反面、
誰とどのように過ごすか…忙しく日々を過ごし通り過ぎてしまう…という方も少なくないでしょうか。
12月はクリスマスイベントが様々なところで行われています。
私たちも普段出歩くことができないご高齢の方と一緒にクリスマスをお祝いさせていただいています。
老人施設に聖歌隊の皆さんが来られました。
一緒に讃美歌やクリスマスの物語を聞いて、心があたたまるひと時でした。
皆さん感動して涙を流され、喜んでおられる姿が印象的でした。
また、いつもの施設を出てホテルのディナーをご一緒しながら、クリスマスを楽しみました。
ご家族様の代わりに、一緒に楽しい時間を過ごしました。
ふさぎ込んでいた気持ち、外に出て一緒にお食事をすることで帰りには笑顔で帰宅されました。
ささやかな時間ですが、一緒に時間を過ごすことは私たちにとっても心が温まる感謝な時です。
まだまだ、クリスマスのイベントは続きます。
ぜひ皆さん一緒に心温まるクリスマスをお迎えしましょう!
※あなたに寄添わせてください。
ご高齢者の訪問・お話し相手をさせていただきます。
ひとりで悩まずお困りのことがあればご相談ください。
7月18日海の日の祝日に、お茶の水キリストの教会にて「葬儀から日本宣教を考える」拡大シンポジウムが行われました。
土浦めぐみ教会の牧師 清野勝男子先生による、具体的な葬儀内容の事例を交えながらお話しをしていただきました。
質疑応答の時間も皆さんの関心の高さが示され、有意義な時間となりました。
これからも当社では、一人でも多くの方に葬儀の在り方また残されたご遺族へのケアなどについて、発信していきたいと思います。
《お葬儀について、お困りではないですか?》
当社では生前より、お客様のお話を伺いながら葬儀準備等を進めさせていただきます。どうぞお気軽にご相談ください。
《司式者登録しませんか?》
葬儀司式者(牧師)の登録を受け付けています。当社では、様々な諸事情により教会や牧師を探しておられる方へ、牧師を紹介しています。病床や家庭への訪問、葬儀の司式、納骨式など、ご対応可能な方、ご興味がある方はぜひともご協力ください。お気軽にお問い合わせください。資料をお送りさせていただきます。
7月に入り梅雨の雲もどこかに行ってしまい、初夏を感じさせるような真っ青な青空の中、喜び溢れる結婚式&披露宴のサポートをさせていただきました。
当初、ホテルでの結婚式を予定されていたお二人。忙しく準備が進まず、困っておられる中で、当社を見つけていただきました。
お二人の希望をカウンセリング後、式は新婦が普段から行かれている教会。披露宴は和食料亭と会場選定をお手伝い。
色々と悩まれたこともありましたが、当日素晴らしい日を迎えられ、お二人のあたたかいお人柄があらわされるアットホームは式と披露宴になりました。
式では、牧師からの夫婦になられるお二人に向けて聖書からお話しがあり、それぞれ祈りをもって成約される姿は印象的でした。
また続けてレセプションがもたれ、お二人の生い立ちを紹介したムービを上映。
会場からは笑い声あふれ、ご両親様も懐かしくご覧になっておられました。
披露宴会場は、和食料亭のため和洋折衷の装飾。白のドレス・タキシードと黄色のひまわりのブーケが際たち、とても鮮やかに感じさせながらも落ち着きのある雰囲気の中でスタート。
出席されたお一人お一人に新郎新婦からお声をかけ、両家のご両親様も大変喜ばれていました。
お二人の結婚を通して、両家のご家族・ご親族・お友達、皆さまへあたたかい愛のあふれる時でした。
これからもお二人のために、当社一同サポート心より祝福をお祈りいたしております。
※結婚式・披露宴のご準備お困りのことはございませんか。
お二人が忙しくて時間が取れない。決めることが多くて、なかなか準備が進まない。など、
どんなことでもご相談ください。お二人に寄り添って、お手伝いさせていただきます。
先日の結婚式でのムービーを担当してくださったWhite High Madiaの馬渕さん。
普段は海外でお仕事をさせていますが、この度日本のウエディングの撮影。
一生の記念になる大切な日を一瞬一瞬の大切な思い出をムービーで残しませんか。
Chiaki + Wataru 19.03.16 SDE from Shinichi Mabuchi on Vimeo.
結婚式・披露宴ではお花は大切な準備の一つです。
お二人のイメージカラーやお好きな花など会場の作りには欠かせません。
高砂やそれぞれのテーブルへ新婦様お好みの淡いピンクのお花をセレクト。
春ならではのチューリップがとてもかわいらしくお客様のテーブルでお出迎え。
お母様からプレゼントのウエルカムボードにもチューリップが。
新婦様の優しくかわいらしい中にも周りの人たちを包む柔らかさを感じさせる雰囲気の装飾となりました。
新郎様からはサプライズブーケのプレゼント。
ガーベラがお好きな新婦様のために、永遠に飾ることができるアートフラワーをご提案。
とても喜んでいただきました。
新婦様はお色直しがないため、式ではティアラを披露宴は白のお花のヘッドアクセサリーで。
とても素敵な新婦様の姿に、参列された皆さま感動し涙を流されている方もいらっしゃいました。
※結婚式・披露宴のサポートいたします。
装飾やサプライズで商品を探すのが大変!と思われるときはないですか?
お客様のご要望を伺いながらご一緒に商品を探すお手伝いをいたします。
またサプライズは…という方も、一緒に考えてご提案させていただきます。
最高で素敵な記憶に残る1日のお手伝いをさせていただけたらと願っております。
3月三連休の初日、天気予報では雨…しかし、私たちは必ず晴れると信じて祈りました!
そうしたらどうでしょう、お二人の上には雲の切れ間から青空が!!
外でのブーケトスも記念撮影も予定通り行えました。
何よりも新婦様の最高の笑顔に幸せが溢れ、祝福されて結婚式・披露宴となりました。
当初より、結婚式はキリスト教式でたくさんの方に参列していただきというお二人の思いから、普段は礼拝が行われているミッションスクールのチャペルをご紹介。
お二人が一番こだわりになられたのが、披露宴の中でゴスペルを!!
新婦が所属されているゴスペルチームの40名近いメンバーがゲストで登場。
披露宴には出席されないゴスペルチームの皆様にも配慮されながら、準備のサポートをさせていただきました。
お二人の細やかなおもてなしの詰まった結婚式と披露宴になりました。
たくさんの方々に支えられ愛されているお二人の姿を拝見し、お二人の笑顔と厳かで凛とした結婚式に私たちも感動しました。
これからもお二人の笑顔がたくさんの方々への祝福へとつながっていくことを信じ、社員一同サポートさせていただきます。
♡ブレス・ユア・ホームでは、結婚式・披露宴のサポートをいたします。
ホテルや結婚式場でプランナーさんがいても、決めなければいけなことはいっぱい。
そんな時にちょっとしたことを相談したい、手伝ってほしい、忙しくてなかなか用意ができないというお悩みはないですか?
ぜひ一度ご相談ください。どんなことでもお手伝いさせていただきます。